情報誌は毎週月曜日発売!
帯広・十勝の書店・スーパー・コンビニ等で販売中!

Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,531

Bunちゃん

2022年8月 8日

 2022年の8月、お盆ですね。今年に入ってからも内外色々有りました。
 比較的平穏であった時代には、ここの処起きた事件であれば半年は表立ったのであろう事案も、時置かず陰に隠れ。又次の事件に一斉に蟻がたかる如くも、直ぐに甘い蜜を次に求め霧散し、又、の繰り返し。
 インターネットでの匿名意見に右往左往させられ、ネット創成期の様子見もそろそろ一服だね。何しろ世界初メディア〝SNS〟がどの様な輩がどの様な使い方しどの様に影響力を拡げるかの実験場。ここ20年間位の『いいね!』を巡るネット世界の住人達は現在、その経験からそれぞれ如何なる境地に立って居るのだろう。
 始めて自分の居場所を見つけた人もいましょう、繋がりによるプラスマイナスについて世界中で色々な経験が通り過ぎた事でありましょう。反面、一切パソコンやスマホに接することなく、これらに関わらずに生きて来た人々も沢山いましょう。
 ただ、昭和人間として漠然と思う事は、これらに脳が振り回されないで生きてこられた時代の価値を、プラスとし懐かしみ。戻れはしないが、否、山奥で世捨て生活をする気になれば案外、実行でき得るものでせぅ。『アナログ村』を開村すれば同様のこころざしを持つ人が多数、集まる事だろう。実際、現代アマゾンの奥深きへ訪ねても、現在文明と完全に遮断された人々の生活は無いのだろうが、そこへ戻るのも宇宙のどこかの星へ移住するのも、大して変わらない生活。大変な心身の苦労をし、一周回ってとうとうの思いでイザ辿り着いた場所は、スタート地点であった。そんな事は良く有る話であり、逆にその繰り返しが人生たる所以の様な気さえする。
 「全ては、全ては、循環のひと雫の身の上であるのだから、安心して欲しい」。例え今現在、あなたがどんな哀しみ苦しみ迷い、その沼にらせん状に巻き込まれ、途方にくれていても。年に一度はこうして必ずお盆がやって来る様に、ボクらは循環している生き物。只それだけだから。

◎プロフィール

メニュー
エッセイSP(スペシャル) たかやま じゅん 梅津 邦博 冴木 あさみ 吉田 政勝 今週のワーキングレディ Bunちゃんブログ

おすすめ求人情報は

おすすめ求人1
おすすめ求人2
おすすめ求人3
携帯電話からでもサーチ
求人広告のご掲載について
昼のお仕事探しはこちら
ページトップにもどる