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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,533

Bunちゃん

2022年8月29日

 そして、今年夏の甲子園決勝では仙台育英が春夏合わせて東北勢初の優勝。と言う事で何時にもましメディアに取り上げられ、いわゆる『白河の関』を超え深紅の大優勝旗が、みちのくに凱旋。細かく言えば、かつて駒沢苫小牧高の夏連覇で『津軽海峡』も渡っていますが、そこはそれ。この報を聞いて想い返すは、16年前の夏の甲子園大会であります。
 あの夏も暑かった。甲子園への最後の関門、旭川スタルヒン球場での北北海道大会決勝戦をラジオで聞いていた。その試合は帯広白樺高校が代表決勝戦で遠軽高校をリードする展開。居ても立ってもいられずその瞬間を目にしようと思い立ち車に乗り込み、一路旭川へ走り出した。結局、8回位だったか間に合いバックネット裏席から、その瞬間を見届けた。因みにボクは、高校時代まで野球部でしたが決勝戦どちらの高校出身でもなく、ひとつの縁があって駆け付けた次第です。
 さて、こうなると折角であるから「白樺高校初の甲子園球場見参」の雄姿も現場で観戦する事に、話は勢いづく。
 その2006年夏の甲子園、白樺は開会式直後の高知商業戦とのくじ引き、「これはなんと都合の良い展開だ!」と即座に千歳までのJRから関空までのチケットと宿を押さえる。そしてバタバタと駆け付けた開会式。甲子園バックネット裏の席、「う〜ん、流石に暑い暑い、ムシムシあつい!」と、早々と冷たいビールをゴクゴク、開会式から続く白樺高校の試合を観戦。
 さて、この夏の甲子園大会の意味を後々、帯広に帰って決勝戦までをテレビで観て思い知らされる。あの、駒大苫小牧の田中マー君と早稲田実業のハンカチ王子『決勝同点再試合』を闘い抜いた、あの大会だった。と言う事は、あのバックネット裏から観ていたグラウンド開会式に〝田中マー君、斎藤佑樹、そして大阪桐蔭現在巨人の中田翔〟が行進整列していた、のですね。
 この3人とも、同じ時間同じ球場に居たのだと、今になってその後の彼らの野球人生を重ね想い、しみじみ、時の流れに思いを馳せている。

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