No.1,536
2022年9月19日
2022年も9月後半、過ごしやすい肌感覚の季節になって参りました。今年の夏はコロナ禍3度目の夏でしたが、全国的に行動制限も緩和され夏祭りに花火大会、アチラこちらの風情を〝テレビ〟で拝見致し。
日本各地のそれらは、各々生まれ育った郷土に根付きし大切な文化。何処の町の祭りに関わる人々も皆、日々の生き甲斐と据え日常を送り、年に一度の晴れ舞台にはイイ顔を浮かべていた。
山車を、衣装を、作る。踊りを、太鼓を、笛を、練習する。先達から、若手への技の精神の継承。老若男女の関わり合いはコノ現代『核家族化』による世代間の疎遠さを暖かく埋めてくれている模様です。
何でもスマホ1つで情報を獲れる時代となり、人生の先輩に相談する日常の機会も格段に減少している中で、やはり『直接、人と人の触れ合いは良いなー』と、夏祭り番組視聴しての感想。
例えコロナ感染数一時広がれども、重症度がグングン低下して世界中の人々が、不安を感じずに暮らしていける方向に進んで欲しい。子供や老人が意味も解らずマスク生活を強いられている姿が忍びない。人に近づく度に何処かで警戒している心がヤルセない。今年いっぱいの丸3年で、コロナがきれいに終息してみんなの人生を2023年リセットスタート出来ます様に。
そしてウクライナでの戦争。こうしている間にも砲弾が飛び交い人身が晒され続けて7か月目。日本では終戦から77年の夏を迎え、島国ということもあり、地続きで現在進行形で戦争が起こっている実感からは遠い。テレビでのネットでの映像がなければ、新聞の白黒写真だけの報道であったならなおの事、もっと心が寄り添っていないだろう。人間は自分から距離が離れる程に関心が薄れる生き物だから、『多様性』が成り立つのかもしれないけれど。
英国のエリザベス女王96才、崩御されました。無論会った事はありませんが、寂寥感に苛まれる。
時空を超えても、心だけは自由に世界を駈け廻り、全てに寄り添っていたい。