No.1,540
2022年10月17日
『Go Toトラベル勇み足で停止騒動』は、2020年12月だったのですね。
もうあれから2年経ち、そしてこの度『全国旅行支援』始動、との連日報道。
併せ海外からの個人旅行者への規制足かせ取れ、早速のインバウンド経済再開。これらをニュースで観ていても、人類はアチラコチラと移動する事が好きな種族なのだと、つくづく思い知らされる。
元々動物は獲物を住環境を求め、大陸間さえ移動しますが、この世界中何処に居ても、そこそこ生活出来得る現代でさえもそう。若い頃は、特にオスは遺伝子に刻まれた遠隔地にいるメスとの融合求め、徘徊するのは理にかなった行動だが、こうして視ていると面白い。
良く有るテレビ番組、日本へ入国する外国人へ国際空港で質問する「何しに日本へ来たの?」への返答。あらゆる国からやって来る人々の理由は様々有りますが、旅行に仕事に興味から。かねてよりの、『食と買い物』は一般的旅行の目的化筆頭で、脱日常の快感方向。近頃は円安進み、まつわる金銭のお得感も後押しして、腰を上げやって来る人々も多々。
コロナ以前数年来の中国人爆買いツアーは記憶に新しく、GDP逆転されし日からあの購買力には日本都市商店街丸ごと免税店化への急速な変貌と合わせ、目を見張りました。中国の大躍進、変わるものだなーと思いつつ、少し前の記憶では「みんな揃って中国人民服着て、みんな自転車」って白黒世界の認識でした。かつての〝ジャパンマネー〟先進国席巻時も、他先進国からはこの様に映っていたのだなー、と。
そして、「あ〜無常、盛者必衰」、やがてアメリカが中国に国力で後れを取りだした頃には、如何なる世界勢力地図になりましょうか。
実際、77年前の第二次世界大戦後、日本敗戦からアメリカの庇護の元に中国に抜かれる迄は経済大国第2位であった日本。この流れが無くて違った戦後をこの国が進んでいたならばハタシテ、我々の今は?
想像こそが現実への道、大谷翔平が成し遂げた様に。