No.1,541
2022年10月24日
この時期のお楽しみは元来プロ野球日本シリーズ絡みでしたが、近年は『米国メジャーリーグのワールドチャンピオンへの道のり』が取って代わり。
昨年来のエンゼルス大谷選手大活躍から、日本中のオールド野球ファンがまず、毎日生中継観戦を生き甲斐にさえし出した処より、大きく流れ変わり。
元々、野茂英雄にイチローに松井秀喜と、メジャーでもレギュラーに定着し披露する華麗なプレーを日毎、テレビ中継で楽しませて頂いておりました。他にも沢山の日本人プレーヤーが、これ迄メジャーの第一線で成績を残しては来ましたが。
今の大谷選手の場合、やはり毎日全打席の機会に『ホームラン』を予感させ、加え週に一回程度は投手先発し全てのアウトを『三振』をとる予感させる所が、魔物的誘引力。毎日の試合に引き付けられると自然、エンゼルスのチームメイトは元より、両リーグ計30チーム全てに知識を親近感を得る。すると、この時期のそれぞれリーグプレーオフ勝ち上がりトーナメント、全てに関心が向く。
今年の場合はパドレスのダルビッシュ投手が絶好調でチームをけん引、勝ち上がり合戦を盛り上げてくれた。大谷選手破格の活躍に紐づき、日本人のみならず五大陸人々がこれだけのワクワクを享受させてもらっている。
来季の彼の年俸はスポンサー契約合わせ、5000万ドルとも報じられているがエンゼルス球団、メジャー全体に渡る貢献度は無論の事、プライスレス。プラスの意味での『規格外』、21世紀をも代表するアスリートなのでしょう。
彼を視ていて何より感心させられるのは、日々積極的に前を向き、決して振り返り後悔や満足に時を費やさない思考姿勢。米国に渡り5年、28歳で世界を取った姿に遭遇しつつもこの先5年以上、この夢心地を更新し、更なる記録を記憶を残してくれる事を期待。
だけど、物心ついた頃より習慣的に野球をしてはいましたが、何十年経ってこの年齢になっても、この競技に冷める事無く向き合えるは、誠を持って有り難し。