No.1,543
2022年11月 7日
「ハロウィン」って現在では盆暮れまつわるお祭り以上に、若い人にとっては一大事なのですね。数年来、東京渋谷での群衆騒ぎはニュースで触れてはいますが。
韓国・梨泰院で路地に密集150余命亡くりし圧迫事件、インドでは同数程が吊り橋崩落で命落とし。人が集まる心理も理解出来ます。やはりSNSスマートフォンに心理行動急かされてが大要因。
体験的に思い出すは東京での通勤通学時間帯、ラッシュ時の電車内。強引に車内に突入する人々、次の停車駅迄は身体両手足、どんな体勢になっていようがギッシリ、人々の強烈圧迫で身動き不能、正に不快を超えて恐怖。とどのつまりは老若男女関係なく強烈密着寸分の隙間無し、の恐るべき空間&時間。テレビで観た事の有る方も多いでしょうが、駅員が電車の入り口でギュウギュウ扉を閉めるべく人を押し込む日常。今は女性専用車両とか、人権とかであんなに押し込むこともないのだろうけれど。
韓国の映像を観ていても、現代現実のモノと思えないパニック。災害やテロで逃げ惑うケースでは無く、本来娯楽の空間であった事が想定や回避を不充分にした人災的無念。コロナ密年からの解放感、当地店舗に人気者が居たという情報に引き寄せられ、とその異常な集まりへの解明考察も御座いますが。〝人が集う高揚感〟と〝その先の悲喜劇〟への想像力は、並び立たない。
ただ、公権力の広く大きな網が『このケースの場合』は、後付けであるが欲しかった。渋谷のスクランブル交差点で近年話題になった『DJポリス』、この存在を世界中で一般化させて欲しいね。公権力介入への是非は立ち位置により政治体制により、真逆になったりもしますが組織のリーダーたるもの国民の安心・安全を第一に配慮お願いしたし。
そして時は11月に入り、年末へ向け五感が反応し出している。今年の大晦日は誰と何処で過ごそうか、とか。その前にクリスマスだね、「産れてから何度のイブの夜を憶えているだろうか?」と記憶を辿ったりしている。