No.1,561
2023年3月27日
「WBC」野球話が続きすみません、が、取りあえずは今日で一区切り。
米国マイアミでの決勝戦が先ほど終了致し、「侍ジャパン」にとっては満点出来過ぎフィナーレ。最後の最後に大谷投手とマイク・トラウト、エンゼルスメイトの痺れる対決はベースボールの歴史に色強く残る名場面。
少し時間をさかのぼり、宮崎での新チーム投手合宿でいち早くダルビッシュ投手、輪の中心でコーチ的触れ合い演出。同じ流れで後の大谷選手合流後もヌートバー選手迎い入れへの、皆の気遣い。そのチーム作りスタートは、栗山監督から各選手への直接心づくし、大会参加要請手間暇。
皆さんご存知の如くの全勝優勝は、小説に漫画に映画のシナリオにしても誰が見聞きしても、「有り得ない!」、と一笑されるのであろうストーリー展開。生涯、日本チームサイドにとってこんな面白すぎる、連続場面の大会は無かろう。「結果良ければ全てよし」どころか「展開全てよし」、はこの先の日本野球の将来へ逆に不安さえ想像させられ。
がしかし、取敢えずは「片目」が開いた気持ちにさせてくれた。片目、とは3年間のコロナウイルスへの閉塞感からの解放、です。そして残りの片目を開けてくれる結果は、そう、ウクライナ戦争の終結です。ともあれ「日本列島春爛漫真っ只中」へ、今回のWBC最上結末は明日への大いなる勇気を届けて頂いた。
「ありがとう」の言葉は侍ジャパンチームを超え、全ての参加チームに関係者、そしてこの奇跡を見せてくれたベースボールの全歴史に捧げたい。 「あーぁ、面白かった!」、そして今回は脇役に回ってくれた全てに、感謝のお辞儀を心を込め届けたし。さあ、物語は変わりしも又、新たなる楽しみを見出し明日を築き上げる為に僕達は、如何に生きうるべきか。 答えは目の前に広がる、自然の移ろいに有る気がします。窓を、ドアを開け、一歩外へ出て目に映る風景と空気を胸一杯吸い込み。「全て」へのパスポート、は風の中。