No.1,567
2023年5月15日
東京の銀座中央通り、ブランド時計店で白昼堂々未成年者達による強盗事件。
私も20代半ばあの辺り、自転車こぎこぎアルバイト仕事で毎日配達に歩いていた懐かしい街並風景。
今回は偶然居合わせた人々、スマホ撮影映像が間もなく全国放送公開され。あれを見せられると、誰もが「映画か何かの撮影か!」と、普通に第一印象は判断。その程度の緊迫感の無さ、と言うか稚拙な犯行推移。やがて、「これってマジ?」と現場に居合わせた人々は警察への連絡と証拠映像を押さえに動く。覆面犯行数名が、車道待機中のワゴン車に乗り込み、乗車扉を開けたままに走り出す後方からの映像も、「さながら刑事ドラマ」そのまんま。
幸い、時を置かずにほぼ実行犯は逮捕された模様ですが、揃って流行りの「闇バイト」らしく。
他にも一時期収まったかに視えた、飲食店での「しょうもない仕業SNS投稿炎上」も繰り返されていますが。
ひっくるめて、先ずはインターネット創成期に当たり予想された「浅はかな所業たち」。これら前例無き段階の新しい社会ルール整備に当たっては、ひとつひとつ立件し公表し律す。
けれど、「人のモノを盗む、人に迷惑をかける」など一般常識への教育が足りなき、が根幹なのでしょう。SNSへ沢山の「イイネ!」を目的に、調子に乗りバカな行動を投稿してしまい後に事の重大性を知らされ懺悔。
社会経験の少なき世代の有り体の行動とも言えますが、ここからは、「教育現場と家庭社会」で意識し周知すべきなのでしょう。我々大人世代も想い返せば、若い頃はそれぞれにバカな事していたものでしょう。けれども、インターネット無き時代の社会から現在への変わりようを眺めつつ、行動から発する社会的影響有る無しへの「想像力の違い」。「炎上するから」では無く、「お天道様が見ている」から悪事はいけません、って処。
何時の時代も人生は、世間との付き合いで成り立つ以上、そこのとこヨロシク!、って感じ。