No.1,569
2023年5月29日
広島での『G7』も無事閉幕いたし、時にサプライズ途中参加ウクライナのゼレンスキー大統領本人が来日、世界は色めき立ち。二国間戦争中の当事国トップがサウジアラビアから遠路フランスの飛行機借り、広島に降り立った映像には感じ入るもの有りました。
ロシアのウクライナ侵攻から15か月、この間コロナ禍で見慣れた風景の回線繋ぎ画面越しの会議は、一般人にも普通に浸透。ゼレンスキー大統領もこれを利用し、度々世界中に「武器支援願い」は一巡の感処、連れて欧米の支援疲れも散見される頃合い。
ここからは自らの危険を顧みず、直接足を運び「更なる協力」をの、トップセールス。けれども、誰もが感じていたと思いますが、この戦争始まりし当初は、彼の実態は丸で視えていなかった。
次第に、元役者さんでウンヌンの経歴程度は知る処になりましたが、当初ロシア侵攻からの肝の座ったリーダーシップには眼を見張ることになった。
プーチン方も侵攻数日内、キーウ砲撃に頭隠して逃げていくであろうと、そして傀儡政権へ、と目論んでいたのだろうが、しかし、この腹の座った反撃体制の日々1年以上を見せられ、率直に、歴史に残る大した人物なのだろうなー、と。現に、この時代今回の戦争が存在しなければ彼の存在自体を、世界は認識せずに年表を刻んだ事でしょう。
さて、そうして日本の総理のお膝元で終わったロシア締め出し、ウクライナ及び招待国の参加したG7が終了。ここからウクライナの反転攻勢が始まる様な話も伝わり、日本ではこの支持率上向きに乗っかり解散総選挙説、の噂も上がり。
こうした世界情勢を見ていると、日本の戦国時代そのまんまの拡大版に過ぎないよね。世界中どこの国から見ても同じく、各地域歴史を重ね観、思うのでしょうが。自分の身内の生活と、その他誰もの生活を、等しく天秤に掛けてバランス取る難しさ。
最近世界を観ていて感じる事は、上昇気流中の独特の存在感をみせるインド。2023年「米、から中、そして印へ」パワーバランスが移動する地鳴りの中に立って居る。