No.1,580
2023年8月21日
2023年のお盆にまつわる伝統行事、ここ十勝ではコロナ禍自粛以来久しくの無事完走。
それでも日本列島では西から中部へと大雨台風の被害重なり穏かなる『日本列島のお盆』とはならず。こうして列島暑い暑い『沸騰期』の抜け口がこの大雨と引き換えに、涼しい秋の入り口を連れてくると思いきや、長期予想は十勝も未だ又30度超えが続く。この世界的温暖化により暫らくは、日本の誇る『四季』が崩れなる説。春と秋が短くなり日本は二季、すなわち夏から冬へと季節が移動する列島へと。日本が誇る『春』と『秋』にまつわる情緒と、その準備行動が縮小なれば自ずと日本人の性質自体変わる。
第一、二、三次産業なんてテキメンに四季折々に合わせて仕事を組織化し、長い間かけて日本の国の形をつくって来たものを。四季折々に日本人は対応し〝日本人気質〟を創られて来た。差別でも何でもなく、外国で気候が特色的な土地に住む人々の日常の行動価値観は、明らかに違う。先祖伝来の遺伝子から日々気候環境から受ける影響は人の行動を支配する。
この先、何十万年サイクルで気候変動が続くとしたら、文字通りに世界は『グローバル化』せずにはいられない。極の永久凍土が溶けては海水増し、未知の細菌にウィルス、いや、恐竜復活映画並みの驚くべき出来事が至る分野で。すなわち、我々が知り得る数千年前の文献を超えた世界は、我々にとっては動物本能レベルの適応だとしたら。未知との遭遇、パンドラの箱を開けた、21世紀の予感。
それにしても、やーっと3年間のコロナ禍マスク生活が終えんしたのかなー、ってとこにロシアによるウクライナ侵略、そして国連より『地球温暖化から沸騰化の時代へ』宣言。
帯広の盆踊りから十勝川花火大会と街中が賑わう最中、今年のこの連休期間は人込みを避けつつ、空いている中ゴルフを楽しんでおりました。
帰りに通る駅前通り、出店に群がる若者達の風情に、この先の時代を託しつつ、幼き我がお盆を懐かしむ。