No.1,585
2023年9月25日
〝とかち・おびひろ〟に住んでいると、地場の環境利益で栄える農業繁栄の具体的記事を頻繁に目にする。加えてここの処、大樹町の宇宙基地構想に付随する商機に人も資本も寄り集まる。
そして、今現在の降って湧いた様な千歳市での半導体事業に関わる「ラピダス」第一工場設立の盛り上がりがメディアを賑わす。かつて半導体産業は日本のお家芸であったらしいが、韓国や台湾等の大攻勢で今や没落。「ジャパンアズナンバーワンの夢よもう一度」と、国策により千歳と熊本で電子機器に欠かせない高度半導体の製造に、果敢早足乗り出した。
さて、周囲の関連業者にとっては又とない、ビッグビジネスチャンス。愛知県豊田市での『トヨタ自動車』、なんて典型ですが、一つの産業がその地場を書き換える。北広島市が、日本ハムファイターズの新球場によって塗り替えられようとしている様に。おのずとそこには、大きな利権が絡んで来る。「砂糖にたかる蟻理論」で、千歳にしてもどんだけ人より速く情報を入れ土地を工業利権を手回しし、懐を潤す輩が暗躍するか。まあ、そんなキナ臭い話は別としてもラピダスは、今や北海道は元より日本の希望の星となり。人間が沢山集まり、付加価値の高い製品に希望を持ち、製造し続けられる様な地区に発展していっていただければ、と。
日本人として、もう一度自信を持って幸せに仕事に取り組める様な日々を取り戻してほしい。ボクらはまだ子供で、見上げていただけだけれども、あの、高度成長時代の日本人の幸せそうな顔で毎日一生懸命働く姿を今の人に経験して欲しい。実感として、働く先に繋がる人々の喜ぶ笑顔を想像して得る満足感を。
仕事は、時間を切り売りするネガティブなものでは無い。今、あなたが手元で行っている仕事の先には、数多くの人達の笑顔が待ち受けているはず。
そう信じてボクも毎日毎日、自作歌の詩を曲を手直し、続けている。例え届くのが〝何十年後〟〝地球の裏側に居る人〟かもしれなくても。