No.1,588
2023年10月16日
10月も半ばに入り、十勝・帯広もヒンヤリと涼しい日々へと。
今年の長く暑い夏も過ぎ去れば懐かしくもあり、いやいや、来年も又同様に猛暑になるのかとの恐怖心も。夏にニュースで気候専門家が「これからは夏と冬の二季に為り、春と秋が無くなる」って予測していたが、そんな気もして来た。長く暑い夏と寒い冬の繰り返しでは、春秋にこなして来た時間の意味も損なわれ。大げさに言えば、日本の文化も変わり行く。自分が生きている間に、そうした環境の大転換に立ち会おうとはね。これも序の口かもしれないが、人間が宇宙へと踏み出す最中、近年にはどんな常識がひっくり返るのか。
「ひっくり返る」と言えば、先日我が庭で木をのこぎりでコキコキ切っていた折の事。高い処の枝は木にハシゴを掛け、登りやっております。さて、その作業一段落で後ろ向きにソロソロと降り出し、残り5段位の処で滑り落ちまして。その時、一瞬の想像では背中の肩を打ち付け頭は打たない絵がよぎったのだったが、実際には、次の瞬間には後頭部を『ゴツ!』って、したたかに打ち付けた。頭部はペラペラの麦わら帽子、地面は運悪くコンクリート。過去をさかのぼっても記憶の無い衝撃で、「頭割れたか?」って、とても暑い昼下がりの出来事。
その後はボーッと、ジワジワと違和感を覚える頭部でスマホ検索し、症状と対処を自己問診。〝気付け療法〟を込めて、冷蔵庫から冷えたバドワイザーを取り出し口に流し込みつつ。そして、後で考えれば遺言的意味合いが芽生えそうさせたのか、ゆう君とメールのやりとりし。
その後、連休だった事も有り、ビビリつつも数日過ごし、ある脳神経外科へ。頭部MRI検査30分間と、首のレントゲンをきっちりしてもらう。後の診察室、医師の画像判断で『大丈夫』を頂きも、3カ月程度は手足のシビレ要注意。
けれど、この後頭部強打をきっかけに、自分の脳の回路が変わった気がしてならない、のですよ。
「何かがつながった」。