No.1,595
2023年12月 4日
ここ数年来、生きて行くモチベーションは〝歌を創ってライブする事〟と〝ゴルフプレイ〟の2つ。後は活字を追う事と、めっきり機会と量は減ったけど酒かな。
以前はよくこの文章でも、世相の動向に異議を唱え、怒っていたものでしたが半歩卒業。理由は近頃、ローカル新聞のコラムとかインターネットとかに目を通していると、後釜が十分に育ってきている実感から。そこの役目は次世代に任せ、次に向う。人生は同じ事続けている内に知らず終了地点へ到達してしまうもの。
作家の伊集院静氏も73才まで自分の人生を貫き通し、11月24日に亡くなった。元妻であった夏目雅子さんを早くに亡くした頃より、その存在を観てきましたが又一人、黄泉へと。
マイ本棚にも数冊、彼の著書が並んでおりますが、いわゆる『無頼派』と呼ばれる率直な物言いは小気味よかった。もう、時代の空気的にも今後世の中が少なくとも90度位は変化しないと現れない存在。石原慎太郎元都知事が亡くなった時にも強く感じたが、勝手に同志的言動人と心を許していた人々の死は我身にこたえる。
話は変わるけど歌手のKAN氏も61才で突然に逝ってしまった。『愛は勝つ』のヒットは1990年だったのだね。当時の世相を思い出すよ、個人的にも想い出ある曲で『想い出強き年』だった。
まともにノートパソコンも存在しない頃でしたが、何だかみんな元気あった社会風景がそこにあり。ちょうど、帯広駅南の長崎屋オープン頃、戻れるのならば帰りたい。映画バック・トゥ・ザ・フューチャーのように、現在までの33年後を知った上で帰ったならば。今より33才若い自分にアドバイスしてあげるとしたならば、「何をどうしなさい」と耳元で告げるだろう。あの頃個人的には絶頂期だったからね、毎日充実眩し過ぎた日々。
まあ、人生というものを実際に経験し振り返ると、良い事も良くない事も同じ分量ありましたね。自然法則みたいのを追体験した感じ、『創り歌って来た詩作』の証明も深め得た。