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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,597

Bunちゃん

2023年12月18日

 大谷翔平選手の移籍騒動は、「三方良しの満額回答」でLAドジャースがどっしりと盤石の条件を整えた。
 さてさて問題は、現政府閣僚含む旧安倍派面々の金銭にまつわるルール違反の露呈によるジタバタ。予てよりたまに似た様な告発あり、議員本人はノラリクラリと会見の席では自らの部下である「秘書の手違い、修正しました」との一貫した逃げの言い訳による不毛な態度を何度も何度も見せつけれらて来た。時に、金額の多寡や悪質性の大きさ、そして検察特捜部の腰の入れようと本気度の度合いで『山を動かす』事案もそれなりにあった。
 もともと、警察や検察も官僚の一部であり、裁判官も含めて三権分立と言ったって時の絶対権力下には〝教科書通りの正義〟を根拠に任を遂行でき得るものでも無い。政治家なんて面倒くさい人間関係×100倍のしがらみに埋もれた職業だ。そのドロドロとした足の引っ張り合いと、画策まみれだから「地盤看板カバン」と言われるがごとく、地元にまとめ張り付きし公設から私設の取り巻き陣頼みだ。
 昔の戦国時代のドラマなんかを観ていると、現在の親方の側近から跡取りへの私情を挟んだ甘々の関係性は全く同一だし、帝王学も片落ちだ。稀に私欲を持たずに戦を憎み、草民へまるで親族の様に接することの出来るリーダーも居るには居るが。
 亡くなった人の事を語るにはある程度の時間が必要だ。背景や腹の内が見えない段階で亡くなった人を語る事については、少なくとも今の日本では触らないのが一般的空気感だ。安倍さんが7年8カ月の『安部一強長期政権』と言われ、怖いもの知らずでこの国を取り仕切っていた当時に強く違和感を持っていた。私は何度も何度も「絶対的権力は絶対に腐敗する」と異を唱え警告もしていた。第二次〝安部政権〟は終盤世論でも国会でも数案件が追及され、コロナ禍に時の風を鑑み投了、更に3度目の復権を匂わせつつも。
 そして、長きに渡り〝安倍大将〟にまとわりぶら下がって来た『5軍師』の、パーティ券キックバック疑惑。永田町だけのコップの中の嵐なのか?。

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