No.1,601
2024年1月29日
1月23日は十勝で今冬最大となる54㎝、の大雪でしたが。
『日本海側地方、数メートルの大雪』ニュースを目にする観点からは、大騒ぎ出来ませぬ。それでも天気予報を事前に知り、経験則から雪かきを夜中に数度に分け実行が楽。
辺り諸学校の臨時休校情報を知ると、子供の頃には嬉しかった想い出がよぎるが、現在の児童はドウなのだろう。そんな日々には、道端に〝雪だるま〟〝かまくら〟を目にしたものだったが今は皆無。
この年末年始に帯広中心街近辺を車で通りかかりつつ感じていた事に、店舗や民家玄関に〝しめ飾り〟もほぼ皆無状態ということ。増して、車の前にしめ飾りを付けていた姿は一台も無かった。世に連れ変わるのだね、認識や慣例行事も。
元来「十年ひと昔」と言われていたが、核家族化と情報過多の時代に入っては極端な話、一年前の出来事さえ過去の何時の事であったか定かではなく。それは単に自身が齢を取り、認知記憶能力が落ちたせいでは無い気がしていますがドウなのだろうね。
話は変わり、今度の直木賞受賞者が十勝在住の河崎秋子氏であった事が大きく報じられ。この『ともぐい』なる小説は予てより、高い評判は目にしていたが未だ読んではおりません。
10年前位に、久保氏の『羆打ち』を読み当時大そう良き記憶有り、重なる風景なのかな?と頭には有りました。
近いうちに拝読させて頂きましょうが、年に二度の芥川賞、直木賞は実に大きな存在に育った。文藝春秋、菊池寛氏制定から90年程でどれ程の作家と作品が日の目を見たことか。近年、世間では書店が次々と姿を消す中においても、いちるの希望の星。他にも文学賞は多々存在していますが、『大賞感』はやはりこの2つの賞が強い。実際私も書斎めいた部屋で本棚にそこらに平積みの本達、処分考えつつも、ナカナカね。『Kindle』も使っていますが、ヤハリ紙の物体感の魅力とは比べようも有りません。
現在は作詞作曲歌メインですが、晩年は小説にもトライしてみたくも、難しそう。