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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1602

Bunちゃん

2024年2月 5日

 近々の報道より、半世紀振りに発覚した指名手配犯の人生顛末に寄せ。
 ご存じの通り、1974年連続企業爆破事件過激派メンバーの桐島聡容疑者による自白、そしてその4日後の病死。小説みたいな事実であろう人生は、現代においても密かに世界中で進行しているの。『脳』有る人が世に存在している限り、そりゃ大なり小なりソコらに在っておかしくない。
 このたび言われてみれば、各個人宅に風呂が無い当時は銭湯で手配犯の写真掲示をちょくちょく目にしていた様な気もする。神奈川県藤沢市の工務店で40年に渡り住み込み勤め続け、行きつけの飲み屋も有ったくらい近所に同化していたらしく。
 テレビニュースで、学生時代の同級生が当時の容疑者の人なりを語っている様子を観ても思う。過激派事件頻発当時の世相をリアル記憶で持っている訳ではありませんが、容疑者70才なれば、知人達は健在だからね。全学連とか機動隊の衝突映像は過去、幾度も目にして来たが当時の世の中の雰囲気なのだろうね。彼は主犯格ではなくも、流れに身体を預けた二十歳そこそこの思考行動だったのかね。オウム真理教事件のメンバーを事後、個別に観て行った時も「どうしてこの経歴の人が?」ってケースを多々考えさせられたが、今回もどうなのだろうね。
 逃亡生活、と言うには40年間も固定しての暮らしだったらしいが、死を直前での告白には想像させられる。自分で指名手配掲示板を認識しつつビクビクしながら、個人情報証明を持たずの暮らし。今回胃がん末期入院の末らしいが、保険証無く全額自己負担ということもあり、歯医者も避けろくに歯も残ってなかったらしく。そして、命の残りを明確に悟り、今回の自己表明に至り。最後の最期は、社会に対しての自己存在承認欲求に贖罪か、何かを残したかったのだろう。その『何か?』は、自分でも明確に解ってはいなかった気もします。
 偽名の内田洋は、私見ながら当時から学生にも身近であった学習備品で目にした『内田洋行』からとった気が、何となくしています。

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