No.1,603
2024年2月12日
先の週末に帯広でコロナ禍以後、『本格的〝氷祭り〟開催実現』で無事終了。
日が暮れし時間帯にドーン!の音で打ち上げ花火前告知が頭をよぎり。カーテン開け緑ヶ丘公園方向に目をやると、建物の隙間から遠方に観えたのだよね。確かに、冬の花火は空気が澄んでいるせいで〝キレイ〟に広がる。現場観客数も多かったらしいが、夏の花火とは対照的な光景と観客の厚着服装下での雰囲気は違った記憶に生涯刻まれましょう。
私の場合、子供の頃には、氷祭り・盆踊り・十勝川花火大会の場へ大人に連れて行ってもらった記憶が、今は「夢物語」として頭の片隅に残り続けています。こうして何十年経ても、その場所を通りかかる日常は有り難い日々なのだろうね。
人生の終わりまでこの夢物語の中で生涯を締めくくるであろう、いや締めくくりたい。今はそんな時間の中を生きている。10代の終わりから東京の渋谷を拠点に据え暮らし、全国の出自の違う人々との触れ合い中での日々に加え、その胸の中の想い出達と共に。
人は誰しも老い、認知能力がゆっくりと落ちて行き、長年習慣で繰り返し繰り返し続きて来た日課が途切れだす。「当たり前の習慣」が無意識におぼつかなくなっていく。現に多くの知り合いのその場面を、具体的に戸惑いつつも見守って来ました。人は赤ちゃんとして産まれ、やがて年齢を重ねて年齢なりの役割を終えると、赤ちゃんの方向へ戻り、そして自然の中へ還っていく。
これからは戦後の状況と政策によって創られた『団塊の世代』の高齢化対応が社会の大きな問題の一つになります。日本では今の人口減少道筋に対応すべく、遅まきながら外国人に期待を寄せ流入の門戸を緩めつつある。
言われるように、日本国は移民受け入れから閉鎖的に距離を置いて来た。その結果、独特の文化が確かに残った、それは日本に居て諸外国人からの昨今の評判を聞いても、プラスの側面を強く感じる。
さて、問題はこれからの話、どっちへ舵取り向かって行きましょうか?