No.1,606
2024年3月 4日
ニュースでは今季より移籍、『赤から青』へとチームチェンジした大谷翔平選手。オリックスより加入の山本由伸選手の春キャンプ報道がメディアに躍る。暖かそうな処で二人の元気なトレーニング姿を観ていると、『今年も又始まるのねー』と胸が躍る。
2020年から昨年迄のコロナ禍に脅えての3シーズンの間は、多くの日本人がエンジェルス大谷快刀乱麻プレー中継に希望を頂いた。
それでもロシアとウクライナ、パレスチナとイスラエルの終わりの見えない戦争に、世界各地で起こる自然災害や事故に胸の痛みに終わりがない。
「生きている事の意味」を追って齢を重ねて来た気がします、やがて段々と視えても来るものでした。日本では未だに、「信長か、秀吉か、家康か」に現世リーダー人を照らし例えられる。増して第二次大戦後の世界のパワーバランスを、世界中の人々がそれぞれの脳の中で組み立てている。そうするとソ連崩壊もベルリンの壁突破も、そんな以前の事に思われない。
世界中津々浦々にそうした認識の人々が、日常を暮らしている。インターネットで世界中が繋がってもソコは変わらなかった。全ての思索の結果はどうしても人生を如何に使うか?
『死』が持つ各自の意味も、嫌になる程視て来た。
日本で馴染みの歌、当地にも縁のある中島みゆきさんの『時代』って曲は分かり易く語っている。人は自らの生きた証に、子孫繁栄が無意識に目的化され希望とする。
転じて、ボクらひとりひとりの命が、この世に出現して来た以前の道筋。おそらく誰もが、二組の祖父母はおろか父母の生まれてからの人生をロクに知らないだろう。増してや、現生人類が南アフリカから出発して何処で何をどうして今の我々へと繋がって来たのか、考えると目眩がする。
さて、3月に入り陽が伸び春の気配に包まれても来ました。雪もとけ、新緑が芽を出し、地球の北半球は生命力を感じさせてくれるのでしょう。