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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,607

Bunちゃん

2024年3月11日

 正に卒業シーズンなのですね。報道写真には、時代を超えた悲喜こもごも卒業式の場面。園児、小学、中学、高校、人により専門、大学等々。と大抵の人は複数の卒業(旅立ち)を経て今に至る。
 私も帯広で、入卒式をそれぞれ4度経験して参りました。それぞれ、時の空気感も脳裏に鮮明に刻まれております。あの時からの歳月を指折り数えれば、紆余曲折の末に良くも悪くも現在まで辿り着いた。
 それぞれ学生時代の教室の居心地を想い返せば、やはりあの40人前後の割り振られたクラスの人間模様に尽きる。気の合う、合わないで自然に固まる小集団、そして担任の先生との相性。1年から2年に上がる際のクラス替えって言うモノも、とても新鮮でもあり不安でもありました。
 人間の一生は、いわば人との繋がりの連続で、例えば行き先が結果的に産まれた町で丸く収まったり、片や地球の裏側で生活していたりもする。がしかし、人生のゴールが見えて来た時点で振り返り我が歩いて来た道、分岐点を辿ると一冊の立派な小説として一丁上がる。
 振り返れば沢山の『後悔と納得』が入り乱れては、悶絶の境地にさえ至り。「あぁ〜、あそこでああしていれば今頃は!」って具合にね。だからタイムマシンが永遠の憧れになり、時間が全てを支配していると感じる。時代を視る上での前提条件は数十年で大きく変わる。それはその時々の『常識』って言う空気感だ。
 歴史的に言えば「戦前戦後」「携帯電話にインターネット出現後」「震災等苦難後」それぞれ時間枠の中で生まれ育った人々が、社会で発言力を持つと時代背景常識の違いから来る「世代間ギャップ」、ここが大きい。特に今のSNSが発明されてからの地球丸ごと覆う通信網の普及。以前の果てしない地球のイメージが、手のひらに乗る手毬がごとくのイメージに矮小化。行きつくところまで行けばバネは引き戻す、作用反作用。既に気づいている人も多い様ですが、スマホへの反作用。

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