No.1,610
2024年4月 1日
御存知の様に、韓国で一足早く開幕したメジャー野球のドジャース対パドレス戦後のこと。大谷翔平選手の通訳兼諸々と行動を一にしていた水原一平氏の賭博に絡む横領容疑の件。詳細は未だ調査着手段階で分かりませんが、日本中を超え大谷選手へ関心を持ち視ていた人々の落胆へと。「残念」の言葉以外は持ちえない『ショック』段階、唖然茫然心に囚われ。ここ数年大谷選手の影の様に寄り添い、それぞれ二人とも仕事を超えて人物像の印象が良すぎたからね、なおさら。
さてしかし、思い返してみればこの類の事件は多々思い浮かびます。何時の時代も勢いのある、それは金銭的にと置き換えた言葉でもよろしいのでしょうが、何時もドコでもある聞いた話。「歴史は繰り返す」は人間の性であり、時代が進んでも姿かたちは変われどもやってしまう事は変わらない。それは良い事も悪い事もね。それ以前に良い事と悪い事の判断基準もその時代背景に於いて変わるからね。いまだに世界中で戦争して、そこにぶら下がる各方面の人々。命を賭し正義感で自分と家族の人生を犠牲にする人々、逆に戦争を利用して政治的に金銭的に自らの利益を得ようと動く人々。
話を戻して、一部の突出したスポーツ選手や芸能人が常識外れの大金を時に手にする。しかし、その金銭的感覚に連れた管理力を持ち対価を得た才人、なんて言うのはそうそう居るものでは無い。そうすると、身近な大人に預ける運用や管理を任せる流れになりやすい。すると案外肉親も多いのですが、それを託された人にやがて危うい人物が近寄って来る。そうして少しずつ時間と信頼を得つつ『搾取の道』に引きずり込まれる。
これは案外身の回りで多く起きている事実で有り、有名無名人を問わず狙われ、ひっかけられる。今は、スマホにメールを不特定多数に「美味い話」のエサを付け、釣り糸を垂らしの詐欺事件が広く頻発していますが。
カネは、『信用』と『詐欺』を産みし。