2024年6月24日

　6月もこの1週間で閉じますが、春の早い時期から暖かくなっている現状から、既に夏のひと山を越えた感覚。こんな一年通して強温暖の流れにも、我々はここ数年で慣れました。
　人間の適応能力の高さは元より学習していましたが、実際に体験していて本当だと実感しますね。コロナ禍に入って右往左往し始めた戸惑いの3年、そして終息した如くに世界中がマスク外しての生活を視ていても。
　これからの7月から10月は又、長く暑い体感下での生活になるのだろうが、昨年迄の経験から家庭に各学校はエアコン取り入れた話を多々お聞きし。日本列島丸ごとに地球沸騰化環境に適応して、回転していくのでしょう。
　そして、東京都知事選挙のニュースが日増しに目立つ様に。今回は現職小池氏と、参議院議員の蓮舫氏が本命で取り上げられております。どうなのでしょう、自民党のパーティ裏金問題から後は地方補選の結果は野党有利な結果を踏まえ。たびたび言われるが、東京都は財政的に突出した潤いの自治体であり、諸国を超えた権限を持つ首長故に注目度は連れて高い。加えて、今回は上の有力二名含め、総勢40程度立候補するらしい。
　昨今の選挙戦を観ていても、明らかにインターネットSNS絡みでの利益を鑑みて立候補している姿が在る。これも時代、なのでしょうが過去の都知事や大阪知事を思い返しても、「知名度ありき」で当選しては後に汚名受けて降板ってケースもよぎる。実務を仕切る役人の層が厚い分、トップが変わっても左程に土台はブレナイのだろうが。
　さて、近年はアメリカの大統領選挙バイデンVSトランプを観ていても、時代の戦い方の変遷が見て取れます。如何に大衆の空気の流れを読み掴み、取り込むか。そこには正義とか公助とか建前よりも、目の前の利益を煽り、分断し、一方を焚き付ける力が、強く大衆を引き付ける構図。あちらの方は特に移民問題と、貿易での市民の経済生活が票に直結。当選集票は固定数である団体力の合計と、そして時々に吹く風の行方。定期的各選挙も興行に映り。