No.1,622
2024年7月 1日
そして今年も7月に入り、2024年も既に後半戦ですって。
さて昨年のこの時期、私の居る部屋の窓に近接し「ヒヨドリ」が巣造りし、後4週間巣立ち迄を観察していた。生命の誕生をドキドキしながら、真近で4羽の卵から親の養育受けつつ独り立ちの瞬間まで。今年はカラス、5年程度前にも同じ様な場所であったのでその時の産れた子なのか営巣。この2カ月間、親が近辺の人を威嚇し困っていた。が、何とか巣立ってくれた様子で静けさを取り戻した今日この頃。
さて、5年前にもここで書いたと思いますが、当時子育て中の親カラスにこちらの姿を記憶され追い回されてね。経験のある方もいらっしゃいましょうが、それはそれは恐ろしいですよ。あの時カラスの生態を勉強してありましたから、今回は比較的冷静に対応為りました。兎に角、カラスの知能の高さを思い知らされては『自然界』に居る現実に引き戻されました。鳥の先祖は恐竜とも言われておりますし、都会と自然の狭間で生活している実感が。近年は『熊』でさえ、帯広含め町内でも多々目撃されておりますし。
少し前に国立公園指定の件で、日高山脈に十勝の名称を付けるや否で一悶着御座いました。あらためて日高山脈の図を拡大して見せられたら、この範囲に羆がどれだけの数生存しておるのかと思うと恐怖。NHKドキュメンタリー番組で、世界大自然の中であらゆる動物の弱肉強食狩りの様子が放映されている。あんなのも見せられると良くぞ、この時代までに人間が生命を繋いで来たものだ、と恐れ入る。
人間の生命力の底力と脳の可能性は一体全体、何処までしたたかにこの先も生き延びるようか。月とか火星とか、本当に移住してまだまだこの先も人間は存命為るか。地球と太陽のバランス、AIの独り歩きの可能性等々、〝ひよどり、カラス〟に考えさせられし、惑星生活です。