2024年7月15日

　ご承知通り、東京の知事選結果は小池百合子さん続投の審判でした。直近の地方補選等を観ていたら、前立憲民主の蓮舫さんに風が吹きそうな気配もありました中。ひるがえり、前安芸高田市長の石丸伸二さんが二番手へと大躍進。遠くから観ていたら、と言うか私から観ていたら事前知識薄い候補でありました。久し振りにキャラクターが立った政治家の出現、今後の活動は否応にも注目を集めましょう。
　今回も感じたのはインターネット、SNSの使いようで人々を動かす世相順応模様。IT革命から20数年、気が付けば人の常識もユルユルと変わり、世の中の構成員も変わり。スマホと言うパソコンを常にポケットに肌身離さず、の日常は人間の習慣や思考に強く沁み込みました。そこに意識を持っていかれているこの先々の生活者達は、どんな世界を推し拡げましょうか。スマホを開く快感を幼き頃より知ってしまった脳は、この先如何なるモノを作り如何なる都市を築くのか。「都市化派と自然化派」は、両立し行ったり来たりしてくれれば未だ良いのでありましょうが。
　さて今年は又、過去にない暑い夏になる報道に接しては皆さんも、ゲンナリなさっておりましょう。ここ数年前より繰り返される地球温暖化の警告ですが、そうは言っても毎年ゝ、常に増になるとは何処かで思ってはおらず。も、今年は昨年よりも上を行くらしく、右肩上がりは留まる様子を見せない。北の国への観光呼び水だった夏の涼しさも『今は昔』を体現している。これから十勝帯広も夏祭りに向け一か月程度御座いますが、前後期間含め街中の賑わいを素通りするここ10年あまりです。暑ければ暑い程に冷え冷えのビールを、体力に任せて浴び呑んで歩いた日々が懐かしい。齢を重ねた所以に加え、やはりコロナ禍期間の自粛生活が身体に定着してしまったのが主な理由なのでしょうが。
　振り返りつつ先を想うに、スマホからの情報過多と身体性を上手く融合させる術はハタシテ。22世紀の風景はどんな様相かな?。