No.1,625
2024年7月22日
正に今年11月のアメリカ大統領選に向けての両陣営大攻防最中。バイデン現大統領とトランプ前大統領のテレビ討論に於いての視聴者世論より、『現職不利説』進行中の時。確かに両名ともこの先4年任期、高齢での大統領として重責に耐えうるかは、今後世界の方向性を揺るがし得る大事。
後の日本時間14日、米東部ペンシルベニア州バトラーでトランプ氏演説中、「銃撃受け右耳負傷」の報。流れ弾により聴衆1名死亡2名重体、テレビではその瞬間の動画が即座世界発信。ここ数年で日本で安倍元首相、続いて現職の岸田総理大臣へのテロ未遂事件ありましたが『あってはならない』と、つくづく深く嫌な気持ちに襲われ。今回のトランプ元大統領も、数センチ弾丸との接触点が違えば絶望的な事態に至っていましょう。
世界各地の紛争や戦争、近場でのチョットした小競り合いも、観たくはない聞きたくはない。元々は、生き物本能と欲望に由来する生存競争の宿命なのだろうが、選挙とは有権者の日々の生活を賭けた闘いなのだろうが。
過去複数のアメリカ大統領は元より、世界の数多指導者達へのこうした無法テロ行為を思うに、正義感も個人的思想もどんな理屈も在ったものでは無い。
「争いが無い世界」は幻想なのだろうかね、何時の時代も勝った負けたの繰り返しで日が暮れる。
自然の中に身を置いて、動植物の動きを静かに追っていても、それぞれに天敵が居て食うか食われるかの瞬間を確かに過ごしている。そこの延長線上に人間が存在しているとしたならば、人間界を俯瞰して観ていたならば、そんなものなのかもしれないが。ここ数年、日本でも存在の〝多様性〟が注目され、そこを押し上げるが時代の求めと人々は見受けている。
「...ハラスメント」の言葉も、みんなが気にして避難回避で身を守る人々の心情。そこの裏では匿名で、ここぞとSNSでの攻撃で本音と建前の心模様氾濫。強さと優しさとを考えている内に、今日も陽が昇り、沈みを繰り返しつつ。