No.1,628
2024年8月19日
お盆の催し物にアレやコレ、何かと皆さまご苦労様でした。良き時間が多々過ごせたのならば、と願わざるを得ません。何しろ暑い日々が続いておりますから、引き続き体調には気を配しお過ごしください。
そしてフランスはパリでの五輪も無事、閉会している事でありましょう。
途中経過ながら日本の選手団も各競技に於いて、メダルを首にかけ喜ぶ姿多々御座いました。取り分けテレビ中継を観ていても、見知らぬ新しい競技に出会えて新鮮でした。
先々の時代を見据え、古き慣習から脱皮しては正式に新競技を取り入れ。そこの処が素早い、大リーグ野球でも次々にルールを更新しては今の時代へ、の対応力には感心させられます。そこの根っ子は『商業主義』を徹底しているからなのでしょう。「売ってなんぼ」って処から逆算し、サービスを展開する。マーケティング戦略全盛時代と申しますか、市民のインターネット利用情報から解を得ている様子。
米国の大統領選挙、民主党と共和党候補からの煽りと国民の熱狂反応を観ていても思わされる。いつの時代も変わらず、煽り煽られ釣り釣られ、が大多数の民の行動原則。如何に多数派を引き寄せるかが、天下分け目の戦略。「多勢に無勢」とはその通りなのだと過去、黒沢監督の『七人の侍』を観ていて痛感も致しました処。
一方、稀に意表を突く戦略や時の風が、大勢を逆転する回も御座いますが。それをその昔は〝神風〟の様に論じましたが、現在でも『バズる』とか申しますが、極めて確率の低い一時の現象。博打なんかもそうなのでしょう。「たまたま」が快楽ホルモン脳内噴射により一気にクセになる。世の中に氾濫しているあらゆる広告も、同様に計算され尽され。今やAIが正にその独壇場の司令塔であり、その適格性と速さは人間の仕業とは桁外れ。
と、すみません、話はあらぬ方向へ傾きましたがそんな誘導に乗せられる常を懸念しております。『自由意志』って、既に野暮なのでしょうか。