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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,636

Bunちゃん

2024年10月14日

 朝晩の気温が下がって参りました、皆様適時ストーブをお使いの事でもありましょう。それとも近頃は、エアコンの温風で済ませられる御宅も多いのかな。北海道と言えども昨今の住宅は気密性高く、灯油ストーブの炎で暖を取る時代でも無いのかも。
 その灯油ストーブ普及以前、薪ストーブに石炭ストーブが広く一般の暖房であった頃。今でこそ帯広でも観光客相手、馬車BARが中心街で見かけられますが。当時、あの馬の後ろ荷車に、石炭をどっさり積んだ配達馬車が市内を普通にカッポカッポ行きかっておりました
 子供の頃、学校へ行く途中に出会うとコッソリと馬の「運転手?或いは騎手?」に見つからない様に後ろから乗っかり座り、通学で歩く距離をズルしたものでした。でも直ぐに見つかり、都度、こっぴどく叱られコソコソ飛び降り退散、の何とも牧歌的昭和の一風景。
 他にも今思い起こせば多々、危険な際どい遊びと言うか日常に日が昇り暮れて行った。中心街でも砂利道が多く、馬車道には馬糞が普通に自然放置もされ。現在の帯広駅南側は、広く石炭の貯蔵山が連なり、これ又かっこうの子供の遊び場所。当時、『銀玉鉄砲』が流行っておりましてそこで人気刑事ドラマを模し『キーハンターごっこ』。兎にも角にもそこいらには子供達が大勢居り、各々「ビー玉にベーゴマに、ダルマさんが転んだ」で日が暮れては後ろ髪惹かれつつも、夕ご飯に合わせ三々五々帰宅。そして何処の家も隙間風的建て付けであり、冬季は茶の間の中心にだけゴーゴー赤々と熱を発する石炭ストーブがあり。他の部屋にはろくに暖房が無くて当たり前、電気コタツに入り上半身半纏あおれば上々。あ~ぁ、それなのに、この数十年での変わり様。重たい冬布団に身を縮め豆炭あんかの温もりは忘却の彼方。なーんて申している間に、大樹町ではロケットに千歳では半導体特需。これらは我の目の黒いうちに、事を成すのか。この先半世紀後には、現在の生活は如何に語られるのか、ってね。

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