2024年10月28日

　さて、解散総選挙の結果は如何に?日米それぞれ野球プレーオフの結果は如何に?と申している間に、既に10月から11月へと移行する週が始まりました。2024年も残り2カ月ですね、直ぐに本格的冬将軍到来で年末へ向け月めくりカレンダーも２枚で薄寒し。
　11月はアメリカの大統領選挙で又、結果次第では怪しい世界情勢への懸念も揺れる。ウクライナ戦争、ロシア部隊に北朝鮮兵を派遣するとか南北朝鮮横断道路爆破したとか。イスラエル軍の戦闘範囲拡大とか、今現在も地球上では人間同士の覇権争いドンパチ中。今後は宇宙開発が如何に進んでも、世界軍事支配利用目論見、が大きかろうし。一方で殺戮、一方で医療研究の末に人生100年時代、とか煽られたり。人々は現実や目の前の事、直接に関わり合う人の生死には敏感ですが、第三者の生死への意識は遠い。
　先日は俳優の、西田敏行さんもお亡くなりになり。享年76才との事で御座いますが、永年に亘りメディア越しの御付き合いなれどもシミジミ寂しい。
　来年は昭和で数えれば100年、平成では37年になります。知らず１年１年を積み重ねれば、起承転結の道を歩いていました。時代を共に過ごした人達あっての自らの人生、日々を伴走してくれた人々は鏡の様なもの。鏡が無くなっては自分の存在を確かめられない。そうなると人は虚無感に囚われ、今を確かめられない実感が湧かない。こうして生物は自らの命の期限に薄々、気づき出すのでしょう。
　最も人はそれぞれの価値観や世界観の中で、好き勝手に生きている。各分野への興味が有る無しにより、「話が通じる」度合いは丸で異なる。だから似た者同士が集う、異なる者達は時に反発し合う。その時代の背景にある社会的動きが、常識や空気感を左右する。それぞれの時代に踊らされるのは人間の性（さが）であり、致し方ない処。
　『踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々』って本能が、時代を超えた人間にとっての光なのかも。