私になる時間
2024年6月24日
テレビの画面にはキャバクラを経営するA子ママの顔が映っている。彼女の生き方や言葉に惹かれた。やはり言動には人物の知性が現われる。番組は「ザ・ノンフィクション」である。 東京・府中にキャバクラを12年前に開店し今では7店舗を経営するA子ママ
修める··
2024年6月17日
五月の新緑を求め古都を訪れた。今やどこの観光地も海外からの旅行者で溢れ、擦れ違うにも一苦労する。その中で奈良の東大寺や興福寺の参道は、修学旅行の生徒たちで賑わっているが確りと2列で引率され、行く手を阻まれることはなかった。 彼らは奈良国立
世界は...
2024年6月10日
ニュースなど見れば、世界中の人々が日本にひっきりなしに観光旅行に来て歩き回っている場面にはすごいなと思う。まるで平和なのだと思ってしまう。 帯広の鉄南地区西南大通りの分離帯には桜やツツジなどがあちらこちらに観える。気分がいいなと思ってもし
MJ
2024年6月 3日
MJと聞いて、何を思い浮かべるだろう。アルファベット略が氾濫する時代、個々の頭に浮かぶものは一つではないかもしれない。 きっかけは分からないが、最近ユーチューブでMJを視聴するのが私の夜の日課となっている。MJとは、マイケル・ジャクソン。
艶歌もいいね~
2024年5月27日
三月末にテレビのワイドショーで、大谷翔平選手が球場練習中に六花亭の花柄紙袋を持っていた。その後、A新間が「六花亭の道外初店舗はカリフォルニア」と報じた。「販売目的ではない」と広報は別の意味を言う。 そんな話題の六花亭の店で私は時々買い物を
音··
2024年5月20日
物ごころ付いた頃の音の記憶は、小田原にあった生家近くの蒲鉾工場の音、さらに豆腐屋のラッパや「アサリにシジミ~」など物売りの声が混じり、正午には消防署のサイレン。下校すると紙芝居の拍子木が響いて来た。家の中では、台所からトントンとまな板やお
ペンと紙と辞書
2024年5月13日
ペンと紙があるととてもありがたくて嬉しくて助かる。ペンは、本当は万年筆なのだがちょっともったいなくてプラチナの3色ボールペンを使っている。紙はB5サイズほどのものやチラシなどで、何かを考えたり思いついたりした時など忘れないようにするために
もう一つの目
2024年5月 6日
ある朝、気づいた。札幌の地上へと上がるエレベーターの中で、ドアに貼られたステッカーである。"あぶないよ ドアにさわらないでね " 子供が手を出して怪我をしないよう、注意喚起のステッカーだ。ほぼ毎日目にしていたにもかかわらず、こ
アンパンマンの伯父
2024年4月22日
お腹が空いた人に、自分の顔をちぎって差し出すアンパンマン。原作者やなせたかしさんは、太平洋戦争中に食糧難を経験し「人生で一番つらいのは飢えること」との考えからアンパンマンが誕生したと自著で記していた。 私の子ども時代の出来事と重
さくら・・
2024年4月15日
今年の北海道は、気温の上がり下がりから陽気が迷走をしてやきもきしたが、白く閉ざされていた野山や家の周りにようやく春が廻ってきた。 春と言えば、「梅は咲いたか 桜はまだかいな」と江戸端唄で謡われるようにさくらが待ち遠しくなる。桜の種類は古来