新聞記事を書く
2018年5月28日
昨年の秋まで、契約で新聞社の取材記者をしていた。家庭の諸事情で辞めることになったが、3年半で380本の記事を書いていた。 その内容は、イベントや総会、医療講演、学校行事など様々だった。訂正記事は恥ずかしいので、名前や数字には特に注
ここは・・
2018年5月21日
眼科で、「白内障手術後の1週間は保護メガネが必要です」と奨められたアイケアグラスが、紫外線や花粉症対策になることから、外出の時も手放せなくなった。 カラフルな色も掛けたくなり、メガネショップで訊くが取扱いはなく、地下街のドラック
櫻
2018年5月14日
新年を迎えて極寒の毎日を送っていた。時に雪が舞い、降り積もるたびに除雪をする。家の前、西側、裏側、と広くて大変なのだが要領よくやる。とても全部きちんとやれるわけではない。 生業は売り上げが落ちて大変だ。1月や2月はそういうものだな
生きずらい人
2018年5月 7日
三十八歳男性。独身。今年になって初めて発達障害と診断された。障害者の就労を支援する事業所に通所している。仕事は縫製作業。手芸が好きでどうしてもこの仕事に従事したいと、二度の面接に挑み採用された。手先は器用だが作業が遅い。遅くとも丁寧な
大谷翔平の価値
2018年4月23日
「文章は難しい事柄をできるだけ分かりやすく伝えるべきだ」 そう述べていたのは井上ひさし氏だった。私にとっては私淑する作家だ。 今回はやや難しい、人の心に潜む価値について書きたい。 その糸口として、大谷翔平の大リーグでの活
見える・・
2018年4月16日
新聞の文字が見え難くなり、目の前に霞みも・・。車を運転することから眼科で精密検査を受け「老人性白内障と違い、もともと水晶体が光りに弱い」と診断された。 小学生の頃、日向に出ると目が痒くなった。目医者に「瞳が茶色なので黒メガネを掛け
重い空間を押し出す男
2018年4月 9日
某情報誌会社の富田編集長に原稿を渡すべく、電話をした後に訪問する。女子社員が応接室へと案内する。その会社は部屋がたくさんあって、会議室なのか応接室なのか休憩室なのかはたまた何なのかともかく不思議感がする。テーブル席に着いて待つこと3~
人間力
2018年4月 2日
やっと雪が融け春が来た。二十年大事にしてきたアマリリスが今年もふくよかなつぼみをのぞかせ心がほっこり。なのに、毎朝新聞を広げるのが憂鬱だ。新聞もテレビも不愉快な記事が満載。どうなってるの?この国は? 「怒りは沸点に達しています!」
帯広の発祥地めぐり
2018年3月26日
2月の某日、水光園オベリベリ温泉に浸かった。寒い冬は温泉で体を温めると心身がほぐれる。この辺りから帯広の開拓が始った。 近くに晩成社ゆかりのスポットがあるので車でまわった。アイヌ語でオベリベリと呼ばれた下帯広に、晩成社の開拓団が入
同期の・・
2018年3月19日
修学旅行や宴会で歌うのは歌謡曲や民謡が主で、軍歌になることも少なくなかった。締め括りは決まって同級生や同僚たちと肩を組み「同期の桜」で、アカペラに手拍子が加わると一つになって連帯感が芽生えた。 故郷で寿司屋を営むYとは小中高を通じ