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エッセイSP(スペシャル)

仕事をするということ

2018年1月22日

 以前、利用していたあるクリーニングの店に、おっとりとしていながらも客に気を遣うオバさんがいた。商品の仕上がり状態、シミ、ボタン欠落など細かくチェックする。そのちゃんと向き合っている姿にこちらは安心する。それがある日、定年ということで退

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吉祥

2018年1月15日

 吉祥。「きちじょう」とも「きっしょう」とも読む。繁栄や幸運を表すおめでたい意味で、東京の人気エリア吉祥寺の名で馴染みがあるだろう。時代小説にはしばしば目にする言葉だが、現代の日常生活の中で人の口から発せられることは少ない。使われるとし

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伊豆から鎌倉へ

2017年12月25日

 9月29日に東伊豆町で「依田勉三」について講演することになったが、勉三翁の出身地の松崎町を素通りすることができなくなった。  2年前の訪問で、世話になった松本晴雄氏に伊豆ゆきをメールすると「ぜひ松崎町にも寄って講演を…

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プライド・・

2017年12月18日

 京阪電車の出町柳駅から鴨川の風に吹かれて橋を渡り、樹々が秋の彩りを始めた京都御苑に着くと、公家の邸宅が立ち並んでいたと伝わる一角に、平成17年に建てられた京都迎賓館がある。  地下の駐車場で空港同様のセキュリティ検査を受け、ガイドに

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「ちばよしお&ノーチェ・アミーゴ」よ永遠に

2017年12月11日

 20年以上前に竹内氏と知り合った。彼はクラシック音楽に詳しく、ぼくは折に触れてはいろいろと話を聞いていた。バッハ、ベートーベン、ブルックナー、マーラー他、魅力的で面白い。そして彼は楽器もやり、ビッグバンド「ノーチェ・アミーゴ」に所属し

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コップの水

2017年12月 4日

 十二月多くの人が使う常套句「早いもので今年も残すところ…」  砂時計の砂は最初から最後まで同じ速度で同じ量が落ちていくはずなのに、最後の数秒はあっという間に感じる。十二月に味わう時間の感覚はそれと似ている。  コップ

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玉屋・・

2017年11月20日

 味の記憶にはオフクロの味、家庭の味と二つ上げられる。私にはもうひとつ玉屋の味があった。12年ほど前まで、名古屋に単身赴任をしていた。寄り道をしない限り夕食は住まいの近くで済ませるのが常となった。  名古屋駅から地下鉄で15分、「栄~

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やがて早春がくる

2017年11月13日

 あんなに暑かった夏は疾うに南の方へ去ってしまっていた。今頃はどのあたりにいるのだろうか。その中心は沖縄のさらに南にあるのではないか。会いに行きたいけれど、そうはいかないだろう。これからは秋、そして冬へと向かって深く過ごしてゆく日々を送

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広辞苑

2017年11月 6日

 来年一月『広辞苑』第七版が出版されるとの発表があった。書籍の販売が低迷続きという時代に、これは花火のようなニュースだった。  昭和十年、広辞苑の前身となる『辞苑』が博文堂から刊行されベストセラーになった。辞書がベストセラー。もっとも

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鴨川の夜

2017年10月30日

 9月末に上京することになった。  そもそも事の発端は、介護旅行の会社を経営する篠塚恭一氏とラインを交わすうちに「鴨川のTさんが手術をしたらしい」と入った。Tさんとは20年ほど前に十勝で乗馬や釣りをした遊び仲間だった。彼はテレビに出て

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