
グルメグランプリ
2013年7月29日
7月の初旬に職場で「ご当地グルメグランプリが芽室で開催されるんだってね」となぜか急に女性たちが話題にし始めた。私は混雑するイベントに行く気がなかったが、あまりの盛り上がりに、案内チラシを

新聞配達少年
2013年7月22日
作家の佐々木譲さんや山本一力さんは新聞配達をしていた経験があるという。それを知ったとき妙に親近感を覚えた。私も中学時代に新聞配達をしていた。佐々木譲さんとは中標津や帯広で実際に会って食事をしたことがある。別れた後で、新聞配達の体験を聞

ひと言・・
2013年7月16日
三嶋大社の鳥居を潜ると池で鯉が群れを成していた。ここからほど近い楽寿園で菊人形展を観た覚えがある。「これが里見八犬伝の犬塚信乃、あれが犬飼現八だよ。そして犬山・・」と祖母に自慢すると「よく知ってるね」と
「みちや寿し」の親方
2013年7月 8日
小京都といわれている飛騨高山の春の夜。国分寺通りから横にちょっと入ると、木造の古い建物の寿司屋がある。「みちや寿し おきむら家」で、三代目の親方、沖村道也氏がやっている。脚本家小山高生氏に紹介された店で

通勤列車で
2013年7月 1日
札幌在住の私は地下鉄で通勤している。ラッシュの時間と少しずれているのでもみくちゃになることはないが、安心車両に乗り込むくせがついている。始発から九時まで女性と子供のための安心できる専用車両が用意されてい

めまい
2013年6月24日
深夜業務で下を向いて後片付けをしていると、床が揺れている。早くこの部屋を出なくては、と思いよろめきながら扉を開けて通路からロビーに出ると揺れていなかった。同僚たちも、地震の話はしていない。揺れていたのは

ビタミンF・・
2013年6月17日
団塊世代が自分の途を歩み始めた。昔から好きだったことや新たなチャレンジも見受けられる。その中で一人の歌い手に活力を見出す人たちがいた。昨年の五十周年記念に続いての公演は内
はるかなる萩野(後編)
2013年6月10日
いくつかの用事が終わり、翌日、集落を散策に出かけた。 歩きながらかつて少年時代の父は、この道を歩いていただろう、この樹に触れていたのかも、などと眼で、手で、どこか匂いを捜しながら思い
はるかなる萩野(前編)
2013年6月 3日
亡き父の郷里である山形県白鷹町の山村へ、母と二人で、寝台列車と東北新幹線とさらに高速バスに乗り換えて行ってきた。御先祖のお参りと親族への挨拶をしたかった。長いこと訪れていなかったが、帯広に住むぼくにとっては父からつながる根のふるさとで

ことわざ
2013年5月27日
「ユダヤ人のことわざ」という本を読んでいると、なるほど、と感心する。「無知が支配するところでは自分に英知があっても何の役にも立たない」という。また、「真実を語ると殴られる。ユダヤ人が正し